カッテージチーズっていつから赤ちゃんが食べていいタイミングなの?
赤ちゃんに与える離乳食には、栄養のあるものを与えたいですよね。
チーズって栄養が豊富なイメージ。
しかし、離乳食としては、脂肪分が多い。
では、チーズの種類の中でも、カッテージチーズはいつごろから与えられるのでしょうか。
脂肪分の少ない、カッテージチーズは離乳食中期にも使用することが可能です。
ここでは、カッテージチーズを、離乳食として与えるタイミングと、栄養素や、上手な使い方、注意点などをご紹介していきます。
カッテージチーズの特徴
カッテージチーズはオランダ原産のフレッシュチーズです。
代表的な非熟成チーズになります。
チーズ独特の発酵の匂いもなく味はさわやかで、淡白です。
味にクセがないので、赤ちゃんにも、受け入れやすい食材です。
淡白な中にもコクがあるので、料理に使うと味がまろやかになります。
脱脂乳で作られるので脂肪分はとても少なく、カロリーは100グラム当たり、たったの105キロカロリー。
プロセスチーズは100グラムあたり339キロカロリーなので、カッテージチーズがいかに低カロリーなのかわかります。
このようなことからも他のチーズよりも、離乳食に向いているのですね。
カッテージチーズの栄養素
カッテージチーズは離乳食中期から与えることが出来ます。
カッテージチーズには、沢山の栄養素が含まれています。
タンパク質の多さは、ヨーグルト以上。
脂肪分を除いて作られていますがタンパク質、カルシウムなどの栄養成分は、そのまま残されています。
離乳食として使用する際、気を付けて欲しいのが、市販のカッテージチーズには、塩分も含まれているということ。
塩分の量に気を付けながらタンパク質として与える量を調整してください。
アレルギーに気を付けて
カッテージチーズの原材料は生乳です。
乳製品は、特にアレルギーの出やすい食品です。
タンパク質も多く含むので白身魚や、豆腐などのタンパク質に慣れた後、様子を見て与えましょう。
最初はアレルギー反応をみつつ、少しずつ与えてくださいね。
初めて与えるときは、子供用のスプーン少量から初め、様子を見て大丈夫なら、ひとさじに増やしてみてください。
徐々に量を増やしてくださいね。
万が一アレルギー反応がでても、すぐに病院に行けるよう病院の開いている平日の午前中などに与えてください。
私の上の子は初めて乳製品を食べたとき、アレルギー反応がでました。
顔が赤くなり、
「えー!!大丈夫??」
と焦って病院に行きましたよ。
幸いにもうちの子は、病院に着くころにはすっかり症状は引いていました。
アレルギー反応が強くでる場合もよくあるので、気を付けて与えてくださいね。
手作りで塩分も少なく
低脂肪で、低カロリー、タンパク質を多く含むスーパーフードである、カッテージチーズ。
しかし、市販のものには塩分が含まれます。
商品によって塩分量は違いますがおおよそ100グラム当たり、2.8グラムの塩分が含まれています。
離乳食中期では、使用していい調味料はごくわずかです。なるべく塩分少なく離乳食を与えたい。
実はカッテージチーズって自宅で簡単に手作りできるのです。
手作りすれば無塩のカッテージチーズが作れますね。
材料もとても少ないです。
材料
・牛乳500ml
・レモン汁大さじ2(酢でも可)
手順
・牛乳を鍋に入れ、沸騰直前まで温める
・火からおろし、レモン汁を入れ混ぜる
以上です。
こんなに簡単に、無塩のカッテージチーズを作ることが出来ます。
大人用にはお好みで塩少々(ふたつまみ程度)を混ぜて分けて作ってもいいですよね。
ブロッコリーなどの緑の野菜に混ぜると、白いチーズが、料理を鮮やかにしてくれます。
食欲が増しますよ。
私もカッテージチーズを作ってみて、「こんなに簡単にできるの?!」と驚きました。
これからは手作りしようと思います。
まとめ
カッテージチーズはその製造方法からも低糖質、低カロリーのスーパーフード、であることがわかりました。
離乳食中期って回数も、一回食から二回食に定着してくるころ。
風味付け程度なら調味料も、少々であれば使用できます。
ただ、添加物や塩分も気になる。
カッテージチーズの手作りはほんとにおすすめです。
あっという間に無塩、無添加のカッテージチーズのできあがり。
私も離乳食中期は、「何をあげればいいのかな」と悩んでいる時期でもありました。
いつもの離乳食に、カッテージチーズを少し加えれば風味付けはもちろん、栄養もとれて、いつもと違う離乳食を作ることが出来ますね。
離乳食のバラエティーを増やして、ぜひ、このかわいらしい時期を、楽しく過ごしてください。